鹿児島で働く新61期のノキ弁が,仕事や法律について考えたことを吐出します。                         有用なアウトプットを生産すべく試行錯誤の日々の記録です。

2009年3月29日日曜日

Tough Lawyer

調子に乗ってもうひとつ最近感じることを。
現実逃避でもありますが(爆

威張れることではありませんが,
僕は昔からそれほど体力がある方ではありません。
受験中は皇居の周りを走ったりしてましたし,
仕事を始めてからは週1で加圧トレーニングに通ってはいますが,
「体力には自信があります!!」という体育会系なタイプではありません。
でも,仕事をする上での「体力」って,
ちょっと違うもののような気がします

弁護士の仕事にも色々あって,
特に僕のようなノキ弁は細々とした事務処理にも
ある程度時間を取られてしまうのですが,
いちばん体力の消耗を感じるのが法律相談です。
(法廷での尋問も相当しんどいと思いますが,
本格的な尋問はまだ未経験なので。)

たとえば,鹿児島では法律相談センターという制度があって,
弁護士会以外にも県内の市役所やなんかに出張で相談に行きます。
だいたい,30分6コマなので,合計3時間。
それ以外にも,先日は事務所で新件の相談が3件入ったのですが,
それぞれ1時間ちょっとずつで,連続ではないにせよ合計3時間超。
今の自分には,これ以上はちょっとしんどいというのが正直なところ。

でも,修習中にお世話になった奈良事務所のボス弁は,
(おそらく)50代後半にもかかわらず,
連日4件とか5件とか相談を受けてました。
もう,ホントに日中はずっと相談ってくらい。
自分が弁護士として相談を受けるようになって,
その凄さを身をもって感じています。
もちろん,僕とは経験も知識も桁が違うので,
1件1件の消耗度は少ないのでしょうが,それでも凄いと思います。

こういう仕事をする上での「体力」は,
フィジカルなトレーニングだけでは養えないんでしょうね。
フィジカル+メンタル+αなもののような気がしてます。
フルマラソンは走れなくても,弁護士としてタフになりたいものです。

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