現実逃避でもありますが(爆
威張れることではありませんが,
僕は昔からそれほど体力がある方ではありません。
受験中は皇居の周りを走ったりしてましたし,
仕事を始めてからは週1で加圧トレーニングに通ってはいますが,
「体力には自信があります!!」という体育会系なタイプではありません。
でも,仕事をする上での「体力」って,
ちょっと違うもののような気がします
弁護士の仕事にも色々あって,
特に僕のようなノキ弁は細々とした事務処理にも
ある程度時間を取られてしまうのですが,
いちばん体力の消耗を感じるのが法律相談です。
(法廷での尋問も相当しんどいと思いますが,
本格的な尋問はまだ未経験なので。)
たとえば,鹿児島では法律相談センターという制度があって,
弁護士会以外にも県内の市役所やなんかに出張で相談に行きます。
だいたい,30分6コマなので,合計3時間。
それ以外にも,先日は事務所で新件の相談が3件入ったのですが,
それぞれ1時間ちょっとずつで,連続ではないにせよ合計3時間超。
今の自分には,これ以上はちょっとしんどいというのが正直なところ。
でも,修習中にお世話になった奈良事務所のボス弁は,
(おそらく)50代後半にもかかわらず,
連日4件とか5件とか相談を受けてました。
もう,ホントに日中はずっと相談ってくらい。
自分が弁護士として相談を受けるようになって,
その凄さを身をもって感じています。
もちろん,僕とは経験も知識も桁が違うので,
1件1件の消耗度は少ないのでしょうが,それでも凄いと思います。
こういう仕事をする上での「体力」は,
フィジカルなトレーニングだけでは養えないんでしょうね。
フィジカル+メンタル+αなもののような気がしてます。
フルマラソンは走れなくても,弁護士としてタフになりたいものです。
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