鹿児島で働く新61期のノキ弁が,仕事や法律について考えたことを吐出します。                         有用なアウトプットを生産すべく試行錯誤の日々の記録です。

2009年12月26日土曜日

異業種交流

今夜は「かごんま楽習会」の忘年会でした。
これは今年の春ごろから,鹿児島で有志が集まって
断続的に開催している読書会です。
鹿児島でも知的刺激とモチベーションを維持する場を創ろうと,
mixiでの発起人の呼びかけから始まりまり,
今でもmixiのコミュを通して連絡を取り合っていますが,
リアルにも開かれた緩やかな繋がりです。
固定メンバーは,6,7人というところ。

集合修習の間,勝間和代さんの『7つの法則』の撮影会に出たり,
フォトリーディングの講座を受講したりして,
いわゆるカツマーの活動の活発化を肌で感じていたので,
鹿児島に戻ったら自分でそいういう活動をしたいと思っていました。
そんなタイミングでのお誘いだったので,1も2もなく参加。
仕事の関係で欠席も多いですが,参加するたびにとても刺激を受けます。

普通の異業種交流会だと,立食パーティで名刺交換して終わり,
ということも多いものです。
業種はもちろん興味関心も年齢もバラバラの初対面なのですから,
それも仕方がないと思います。
特に,私のようなマメではないタイプだと,
継続的な関係を構築するのは困難な場合が多いのです。

かんごんま楽習会は,小児科医,PT,社会福祉士,英語教師,主婦など,
色々な業種の方が参加されていますが,
みんなカツマー的な志向を持っており,
情報をGIVEしあう姿勢が自然と生まれています。
また,偶然?メンバーの年齢が近いこともあり,
気軽に話せる雰囲気もいい。

そんな中で,お薦めの本やアプリの紹介,
セミナーの体験談から子育ての話題まで,
普段の生活では聞けない色々な話に触れることができます。
それぞれの仕事の中での工夫や努力する姿勢を感じることで,
自然自分のモチベーションも上がります。

社会人になってから,学生時代のような友人関係を築くことは
なかなかできないものですが,
この会が長く続いていけば,それも可能になるような気がします。
組織もなければ代表者もいない,
自生的な活動の継続がどこまで何を生み出すのか,
そして自分がそこに何をプラスできるのか。

先輩の弁護士達も,ロータリークラブやライオンズクラブ,
ゴルフやテニスなどのスポーツ,
そして何より色々な飲み会を通じて,
異業種との交流をはかってきたのだと思います。
それを私は,こういう形でやっているというだけのことなのかもしれません。

でも,純粋にGIVE×5の精神で異業種と交流できるのは,
こういう場だからこそ,とも思います。
いずれにせよ,仕事に直結はしないけれど,
今後も大切にしていきたい繋がりです。

2009年12月23日水曜日

マインドマップ講座

マインドマップ講座を受講してきました。
講師は矢嶋美由希先生。
去年の11月末,和光の寮を引き払って,
渋谷でフォトリーディングの講座(http://www.photo-reading.jp/)を受講したときに
アシスタントで来てくださっていた方です。
そのとき,「鹿児島でも講座やりますよ」と聞いてはいたのですが,
ホントに再会できるとは。
しかもこのタイミングで。
島に行っちゃったらハードル上がりますからねぇ。

ホント人生って良くできています。
そんなご縁で,帰り際にはコーチングまでお願いすることになりました。
開業まで充実した時間になりそうです。

さて,弁護士でマインドマップを活用しているという人は少数派でしょう。
私自身まだ試行錯誤ですが,これはかなり使えるスキルだと思います。
アイディアをまとめたり,方針決定をしたりするツールとしてはもちろん,
一覧性の高い手控えとしても極めて有効です。
たとえば,尋問事項を一枚のマインドマップにまとめておけば,
裁判員裁判でもスムーズな尋問ができるかと。
先日民事の尋問で試してみましたが,
箇条書きの尋問事項書と違って全体が俯瞰できるので,
その場でフレキシブルな対応が可能です。

今後は,相談の聞き取りにも応用していこうと考えています。
債務整理や離婚など定型化したものはともかく,
一件一件内容の異なる一般民事では威力を発揮するのでは,
と思っています。
また,最後にビジュアルに説明でき,
お土産として持ってかえってもらうのもありかな。

他には,裁判員裁判でのプレゼンに導入できないかと密かに目論んでます。
今のところ,①パワポ,②ホワイトボード主流で,
③大型用紙,④イーゼルなども試行中ですが,
①(とおそらく④も)は情報が消えてしまうこと,②は傍聴席から見えないことが難点,
また,③は大きな紙をめくる苦労があります。
そこで,大きなマインドマップを最初から最後までホワイトボードに掲示しながら,
その他の手法を併用すればなかなか面白いのではないかと。
まぁ,僕が裁判員裁判をやるとしてもずっと先なので,
その前に誰かやっちゃうかもしれないですけど。

ここで,今日から21日間毎日一枚マインドマップを書くことを誓います。
講座が終わったあと,さっそく読書ノートをマインドマップで書きました。
21日続けば,人生は変わる。
とりあえず,自分への御褒美にホワイトメーター買うので,
少なくともコペンは変わる(笑

あなたも変わってみますか?

2009年12月20日日曜日

戦略的転戦

え~,もう1年くらい書いてない気がしてましたが,半年くらいだったんですね。
いやはや,自分の継続力のなさにはあきれてしまいます。

1年目をノキ弁として過ごして来たわけですが,
来春からはシマ弁に転身する予定でおります。
ま,要は離島で開業ってことですが。
開業資金は日弁連から出してもらって,という腹づもりでおります。
まだ正式には決まってないけど,
昨日今日と現地で事務所候補物件を下見したりと,
動き出しつつあります。

ノキ弁からいきなり経営者弁護士=ボス弁(1人事務所だけどこう呼んで良いのか?)というのは,
正直不安もありますが,むしろ現状を脱却するチャンスだと思ってます。
メリットデメリットを分析すると以下の通り。

<現状の問題点>          <シマ弁になった結果>                   
①仕事について指導がない →   ボス=自分だから当然指導者はいない。           
  純粋OJT=独学          しかし,鹿児島を代表して(?)離島に赴任する形なので,
                      今より支援を仰ぎやすい。
②事務職員を使えない    →   自分で好きなだけ雇える。ただし,給与を払う責任。 
③収入が不安定        →   本土より事件はある。最低でも年間所得730万円は保障される。

と,まぁ,仕事とお金という面についていえば,今より悪くなることはないわけですね。
あとは,島の気質と馴染めるかという問題ですが,
これもそこそこ大丈夫ではないかと。
何度か通ってますが,そこまで不便でもなさそうだし。
結局ネット環境さえあれば何とかなるんですよね。
今でもリアルでの買い物はほぼ福岡か大阪か東京だしね。 
住んでみないと分からないところもありますが,
なんせ自然環境は最高だし。 

久しぶりなので,とり急ぎご報告のみ(爆
                      



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